江渡 浩一郎
#ニコニコ学会β #qwikWeb #wedata #ニコニコ学会βのつくりかた #進化するアカデミア
江渡 浩一郎(えと こういちろう)は未踏クリエータ。1971年生まれ、東京都杉並区出身。茨城県つくば市在住。
テーマ "メール・Web・会議を垂直統合するグループウェア" で2004年2期未踏本体に採択された。PMは鵜飼 文敏。
https://gyazo.com/cb0a3c8a1625d68eb2c955b5c074ae7f
▲画像出典:プロフィール - 江渡 浩一郎(撮影:本田雄士)
未踏事業採択
2004年2期未踏本体
テーマ: メール・Web・会議を垂直統合するグループウェア
PM: 鵜飼 文敏
経歴
1971年生まれ、東京都杉並区出身
海城高等学校(現 海城中学高等学校)
1990年 卒業
慶應義塾大学 環境情報学部
1995年3月 卒業
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程
1997年3月 修了
東京大学大学院 情報理工学系研究科 竹内 郁雄研究室 博士課程
2010年3月 修了
国際メディア研究財団 研究員
1997年6月~2002年
国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報処理研究部門 特別研究員
2002年9月~ 2004年3月
東京藝術大学 美術学部デザイン学科 非常勤講師
2003年4月~現在
国立研究開発法人産業技術総合研究所 知能システム研究部門 スマートコミュニケーション研究グループ 主任研究員
2004年4月~現在
プロダクト
ファミリーコンピュータ用対戦アクションゲーム「ジョイメカファイト」 任天堂から1993年5月発売
江渡が大学1年生の時に参加した、2年間のゲーム開発セミナー「任天堂・電通ゲームセミナー」にて開発したファミリーコンピュータ用ゲーム。江渡はプラグラマとして携わった
参考:ジョイメカファイト - Wikipedia
参考:Rubyist Hotlinks 【第 7 回】 江渡浩一郎さん 後編
インターネットアクセスのリアルタイム視覚化「WebHopper」 1996年
パフォーマンス「RemotePiano - playing piano over the Internet」 1996年
岩井 俊雄と坂本 龍一の2人による「Music Plays Images × Images Play Music」と題したコンサートにおいて、コンサート会場をインターネットに接続し、インターネット経由でピアノを演奏できるようにする「RemotePiano」というパフォーマンスを江渡が行なった。翌1997年、同コンサートに対して、アルス・エレクトロニカ賞インタラクティブアート部門ゴールデン・ニカ賞(グランプリ)が授与された。一方、同年・同賞のネットワーク部門にて、江渡は 「WebHopper」についてプロジェクトチーム「sensorium(センソリウム)」としてゴールデン・ニカ賞(グランプリ)を受賞している
音楽を用いたロボットによる双方向コミュニケーション「SoundCreatures」 1996年
グループコミュニ ケーションシステム「qwikWeb」 2003年頃~2014年クローズ告知済み
メーリングリストと #Wiki を組み合わせたグループコラボレーションシステム
物理シミュレーションシステム「Modulobe(モジュローブ)」 2006年
「モジュール」と呼ばれる部品を組み合わせて形をつくり、動きを指示することで、簡単に仮想生物としての「動く3Dモデル」を制作・共有できるシミュレーションシステム
ref: 窓の杜 - 【NEWS】金属骨格のロボットをPC上で設計・シミュレートできる「Modulobe」
集合知データベース「wedata」 2008年~現在
共同利用のためのJSON/JSONP形式のデータを保持するWiki型データベースサービス
ChaonモデルRubyモジュール「Ruby/CHISE」
XEmacs CHISEにおけるChaon実装を、Rubyへ移植することを試みたモジュール。Rubyにおける文字列操作の範囲を拡張し、特に漢字について、画数や読みなどの情報を取得できたり、構成する部品へと分解したりすることができる
活動
ユーザー参加型学会「ニコニコ学会β」 2011年11月~2016年11月
設立時から解散時まで、江渡が代表/実行委員長を務めていた
当会の解散の同日、後継としてニコニコ学会β交流協会を発足した
未来の普通の運動会「未来の運動会プロジェクト」 2014年3月発足
2014年当時、江渡が委員長を務めていたニコニコ学会βの「運動会部」を元に発足された同プロジェクト(代表・犬飼 博士)を、ニコニコ学会βとして全面的にバックアップを行っていた(※現在は?)
参考:未来のスポーツに必要なのはゲームデザイナーの力 ――【鼎談】「未来の普通の運動会」発起人・犬飼博士×中村隆之×江渡浩一郎 ☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 vol.133 ☆:Daily PLANETS:PLANETSチャンネル(PLANETS/第二次惑星開発委員会) - ニコニコチャンネル:エンタメ
参考:運動会発起資料完成V3
ニコニコ学会β後継コミュニティ「ニコニコ学会β交流協会」 2016年11月~現在
ニコニコ学会βの解散を受け、ユーザー・ビジネス・アカデミアの3者のハブとなる場を維持するために発足された
ニコニコ学会βと同様、江渡が主宰し、当会の会長を務めている
宿泊型カンファレンス「つくばコネクトキャンプ(旧:ニコニコ学会βサマーキャンプ)」 2012年~現在
ニコニコ学会β関係者たちを交えた、一般ユーザも参加できる宿泊型の科学カンファレンス。ニコニコ学会β、あるいはその後継コミュニティであるニコニコ学会β交流協会による主宰で、例年、夏季に筑波研修センターにて実施されている
2012年~2017年は「ニコニコ学会βサマーキャンプ」として開催されていた
受賞歴
1997年
アルス・エレクトロニカ賞 ネットワーク部門 ゴールデン・ニカ賞(グランプリ) 「WebHopper」
プロジェクトチーム「sensorium(センソリウム)」としての受賞
1999年
アルス・エレクトロニカ賞 栄誉賞 「SoundCreatures」
プロジェクトチーム「キヤノン・アートラボ」としての受賞
2012年
グッドデザイン賞ベスト100 「ニコニコ学会β」
2013年
アルス・エレクトロニカ賞 栄誉賞 「ニコニコ学会β」
人物
(以下、明記のないものの情報源は2015年インタビュー)
小学校4年生の時にマイコンプログラミングを題材とした漫画『こんにちはマイコン』を読んでBASICを学び始めた。小学5年の時にはゲームプログラミング技術書『はるみのゲーム・ライブラリー』シリーズも好んで読んでいた
慶應義塾大学への進学の理由について「湘南藤沢キャンパスにコンピュータ環境が整っており、村井純教授など尊敬する教授陣が揃っていたから。特に、ワークステーションが多数あり、VT102がさらっと置いてあったことが決め手となった」と語っている
趣味について聞かれた際には「ファッション・食・スポーツなど、正解が見つかりにくい領域に興味を持つようになってきた」「特に食については熟成肉に興味がある」と答えている
掲載
Web・インタビュー:Rubyist Hotlinks 【第 6 回】 江渡浩一郎さん 前編
Web・インタビュー:Rubyist Hotlinks 【第 7 回】 江渡浩一郎さん 後編
外部リンク
江渡 浩一郎 - 江渡 浩一郎
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